毎日新聞社元取締役でヘルシンキオリンピックに出場した元陸上選手、岡野栄太郎(おかの・えいたろう)氏90歳が11月17日、くも膜下出血のため死去した。葬儀は近親者で営んだ。自宅は非公表。喪主は長男・勝彦(かつひこ)さん。
岡野氏は1953年毎日新聞社入社。東京本社運動部長などを経て、86年に取締役事業本部長となり、その後取締役出版担当、事業担当、英文毎日担当などを務めた。90年退任。
中央大学在学中の52年、ヘルシンキ五輪で400メートル障害と1600メートルリレーに出場。400メートル障害で日本陸上競技選手権大会4連覇(1950年~53年)。