電子出版制作・流通協議会(電流協)は12月18日、オープンセミナー「電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告2020発刊記念セミナー」を開催する。会場はYouTubeライブを予定し、参加費は無料。申し込みは電流協会ホームページのフォームで受け付けている。
電流協は今年6~8月にかけて、全国の公共図書館・大学図書館に「電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケート調査」を実施。その調査結果をまとめた『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告2020』を12月中旬ごろに発刊する予定だ。
オープンセミナーは同書の刊行を記念し、アンケートおよび編集に携わった専修大学・植村八潮教授、同・野口武悟教授、電流協担当者が講演する。
With/Afterコロナの図書館・電子図書館のこれから
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、多くの図書館が長期の休館となる中、「電子図書館」に注目が集まった。電流協の電子図書館・コンテンツ教育利用部会は、毎年公共図書館及び大学図書館に「電子図書館アンケート」を実施しており、今年は図書館の「新型コロナ問題」対応に関する質問を設けてアンケートを行った。
オープンセミナーでは、実施したアンケートの調査結果について、公共図書館は電流協・長谷川智信氏が、大学図書館は野口教授が報告する。最後に「電子図書館調査2020、With/Afterコロナの図書館・電子図書館のこれから」と題して植村教授が講演する。
▼関連記事
【電子図書館特集】丸善雄松堂 学修環境の改善支援、コロナ禍で定着する電子図書館
【村瀬弁護士 寄稿】図書館資料の電子送信 出版業界の対策とは
〈申し込み〉
◆電流協会ホームページのフォーム(https://aebs.or.jp/seminar.html)
〈日時・場所〉
◆2020年12月18日15:00〜16:30
◆オンラインセミナー(YouTubeライブで実施予定)セミナー申し込み者には、YouTubeライブのURLとともに、セミナーの概要書(URLダウンロード)を案内する
〈プログラム〉
◆15:00=〈あいさつ〉電流協 電子図書館・コンテンツ利用部会 部会長 山崎栄三郎氏
◆15:05~15:30=「公共図書館における電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケート」調査の結果について、講師・長谷川智信氏(電流協 )
◆15:35~16:00=「大学図書館における電子図書館・電子書籍貸出サービスアンケート」調査の結果について、講師・野口武悟氏(専修大学教授)
◆16:00~16:30「電子図書館調査2020、With/Afterコロナの図書館・電子図書館のこれから」、講師・植村八潮氏(専修大学教授)