西日本新聞社 記者が戦後75年の秘話つづる、書籍『現場』を刊行

2020年12月16日

『現場 記者たちの九州 戦後秘史』(四六判/336㌻/本 体1400円)

 西日本新聞社はこのほど、OB・OGや現役の計47人の記者が、主に地元九州で起こった戦後の事件、事故、災害などの大きな出来事を振り返り、取材に当たった当時の思いなどを自らの言葉で証言した書籍『現場 記者たちの九州戦後秘史』(四六判/336㌻/本体1400円)を刊行した。

 

 戦後75年。記者たちは「戦後」という時代を同歩き、何を見てきたのか。それをたどる企画にベテラン記者らが筆を執った。全52話。

 

 戦後の事件、事故、災害、公害、人権、地域づくりなどから、大きな出来事を振り返り、記事にしなかった秘話や現場の裏話を、人間模様とともに生々しくつづった。掲載されている「現場」は次の通り。

 

 戦後の「親方星条旗」期の取材/三池争議/九州ファントム墜落現場/エンプラ闘争/よど号事件/保険金殺人/容疑者の言い分/書いて守る人権/公害/天災/弱者いじめ/日本初のセクハラ訴訟/ホークス誘致/中国残留孤児/オウムに揺れた村/ヤミ金融/熊本地震など。