日本電子出版協会(JEPA)は12月24日、「JEPA電子出版アワード」の大賞選考会とジャンル賞表彰式をZoom上で行い、大賞を「ジャパンサーチ」に決定した。同賞は、2007年に日本の電子出版の普及と技術の向上を目的として開始されたもので、今年で14年目となる。
電子出版関連のメディア関係者が選考委員として「ジャンルの選定」と「エントリー作品の選考」を担当した。ジャンル賞は11月上旬からの一般および会員社のネット投票で5作品が選ばれ、会員社と選考委員による投票で大賞が選出された。
各ジャンル賞と大賞は次の通り。
▽デジタル・インフラ賞=ジャパンサーチ(デジタルアーカイブジャパン推進委員会・実務者検討委員会)【大賞】
▽スーパー・コンテンツ賞=東洋文庫『流行性感冒』(平凡社)
▽エクセレント・サービス賞=学芸大デジタル書架ギャラリー(東京学芸大学 附属図書館)
▽チャレンジ・マインド賞=電子復刻(イースト)
▽エキサイティング・ツール賞=Bibi(松島 智)
▽選考委員特別賞=JPRO・BooksPRO(日本出版インフラセンター)