日経ＢＰは１月６日、『ＦＡＣＴＦＵＬＮＥＳＳ（ファクトフルネス）』（ハンス・ロスリングほか著）の発行部数が累計１００万部を突破したことを発表した。昨年９月には同社刊『さあ、才能に目覚めよう』（トム・ラス著）も１００万部を突破しており、日経ＢＰとしては初、旧日本経済新聞出版社でも単品としては初のミリオンセラーとなる。同社ではダブルミリオンを記念して書店に記念品と拡材を送付するなどさらなる売り伸ばしに取り組んでいる。
紙・電子・音声を合わせ100万部を突破した『ファクトフルネス』
旧版の刊行から19年で100万部を突破した『さあ、才能に目覚めよう』
『ファクトフルネス』はスウェーデン人の医師で公衆衛生学者のハンス・ロスリング氏と息子夫婦が執筆した書籍の翻訳版。２０１９年１月に初版２万部で発売したが、急速に売れ行きを伸ばし、その後も売れ続け20年の年間ベストセラー・ビジネス書で１位に。今年１月６日時点で累計１００万部（紙書籍84万部、電子書籍13万部超、Ａｕｄｉｂｌｅ３万超）を超えた。
『さあ、才能に目覚めよう』は日本経済新聞出版社が01年11月に刊行した旧版が50万９０００部、17年４月に刊行した新版が12刷52万１０００部の計１０３万部に達している。
書店向けにはプレゼント品として『ファクトフルネス』オリジナルトートバッグと『さあ、才能に目覚めよう』オリジナルメモ帳を作成し、販促物（Ａ４ポスター、ＰＯＰ）、書籍注文書、今後の宣伝販促計画書とともに８日発送で約４５００軒に送付した。
また、１月下旬には東京・港区の日経ＢＰ本社壁面にダブルミリオンを祝うビジュアルシートを掲出する予定。
□『ファクトフルネス』Ａ５判並製／４００㌻／本体１８００円／
□『さあ、才能に目覚めよう』四六判上製／２２８㌻／本体１８００ 円