㈱蔦屋書店は1月12日、執筆ツール「Nola」を提供する㈱indentと提携し、次世代作家を発掘する「第1回次世代作家文芸賞」の募集を開始した。大賞受賞作品はTSUTAYAのグループ出版社での書籍化を確約し、全国のTSUTAYAで大々的な展開を約束する。
募集期間は4月末まで。大賞作品を今年9月に発表する。公式公募ページで受け付けている。
「一般向けエンターテイメント小説部門」、「ライトノベルス部門」、「コミカライズ原作部門」で実施し、グループ出版社や「Nola」編集部、蔦屋書店のコンシェルジュによって選考、それぞれ部門の大賞作品1点を選出する。
大賞作品には賞金30万円を贈るほか、グループ出版社の徳間書店が「一般向けエンターテイメント小説部門」、アース・スター・エンターテイメントが「ライトノベルス部門」、「コミカライズ原作部門」の作品を書籍化する。また、全国約800店舗のTSUTAYAの書籍・コミック売場で大きく展開し販売する。
同社はこれまでも同社加盟店限定商品を出版社の協力で開発するなど、商品開発に取り組んできた。