日本出版インフラセンター(JPO)は、出版情報登録センター(JPRO)の出版情報を書店向けに伝えるポータルサイト「BooksPRO」で、1月26日から雑誌情報の提供をスタートする。
これまで紙の出版物はISBNコードを登録単位としていたため、書籍、コミックス、ムックに限られていたが、今後は定期誌情報も店着前に確認できるようになる。表示するのは日本雑誌協会(雑協)の雑誌POSセンターから提供された雑誌銘柄で、JPROを経由して書誌情報が自動登録されていく仕組み。
「BooksPRO」に表示するのは誌名、出版社名、雑誌コード、本体価格などの書誌情報。変動が多い発売日についても、最新の正確な情報を掲載する。銘柄によっては表紙画像や試し読みも可能だという。
また、今年の夏をめどに、雑誌の目次や内容・特集の紹介、付録などの情報も追加できるようにする予定だ。