LINEはこのほど、日本全国の15歳~59歳の男女を対象に、「紙の手帳」と「デジタル/アプリの手帳」のいずれを使用しているか、またその理由について調査を実施し、その結果を発表した。手帳の使用率は「紙派」と「デジタル/アプリ派」は約4割でほぼ同じとなり、紙は「使い慣れているから」、デジタル/アプリは「いつでもアクセスできる」が使う理由のトップだった。
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンウェブ調査で、対象は日本全国の15歳~59歳の男女。2020年12月18日~20日に実施し、有効回収数は5252サンプル。
「どんな手帳・スケジュール帳を使用しているか」を聞いたところ、「手帳はまったく使わない/わからない」と回答した人は全体で15%。ふだんから手帳を使っている人が多いことがうかがえる結果となった。全体では「紙の手帳派」が41%、「デジタル/アプリ派」が45%だった。
年代別にみると、「紙の手帳派」は年代が上がるにつれて増加。40代で44%、50代で47%が、「デジタル/アプリ派」を上回った。
一方、10代~30代は、「デジタル/アプリ派」の割合が多い。20代では5割以上が「デジタル/アプリ派」。また、10代では「手帳はまったく使わない/わからない」の割合も多く、26%がそう答えた。
「紙の手帳派」を使う理由は、「使い慣れているから」が49・8%でトップ。「予定以外のメモも書き込めるから」「手書きで自分の好きなように記入したいから」が続いた。
「デジタル/アプリ派」は、「いつでもアクセスできる・すぐ見られるから」と回答した人が56・1%で最多だった。