インセクツ(大阪市・松村貴樹社長)は1月22日、関西のスパイスカレー店オリジナルレシピ集『関西のスパイスカレーのつくりかた2』を発刊した。
初心者向けのオリジナルレシピ集として好評を得た同企画の第2弾で、現在進行形で成長、変化するスパイスカレーのレシピが楽しめるほか、関西のカレー店の新たな取り組みを紹介するガイド本としても注目される。
本書では、「CURRY& NICEカトゥール」による発酵白菜のチキンカレーや、「アララギ」によるイカとアサリのココナツカリーほか31店主が個性あふれるオリジナルレシピを考案、カレーとスパイス料理・副菜など約60のレシピを紹介する。
2018年発刊の前作以降、新たに独立した店主たちの取り組みや、カレーの本場インドで学んだ家庭料理、スパイス料理のおもしろさ、ストリートで得たノウハウや、カレー店オリジナルTシャツ、カレーを求めた海外旅エッセイなど、カレーにまつわる文化にも触れている。
松村社長は読者に向けて「レシピ集をもとに、スパイスを入れるタイミングや火の入れ具合などを工夫し、自分なりの味を見つけてほしい」と、書店には「レシピ本のほか、エリアガイドコーナーでの展開も面白いのでは」と話している。
ポップは同社サイトからダウンロードでき、要望があればポスター提供も可能だという。
□A5判/166㌻/1600円(本体)
【櫻井俊宏】