文化通信社は4月から1年間にわたり、連続月例セミナー「有名書店バイヤーが語る“これからの仕入れ”」を開催する。
出版流通が転換期を迎え、取次の委託配本による商品供給体制も大きく変わろうとする中、ますます重要になる各書店法人の仕入れ担当者(バイヤー)と出版社のコミュニケーションを促進する。
セミナーは、全国チェーン書店から地域書店まで主要12法人の仕入れ担当者が、毎月1回オンラインで、各書店の企業概要や店舗の説明から、仕入れ体制や仕入れの方針、販促の取り組み、直取引や買取取引などへの対応、出版社が営業する場合のポイント、出版社への要望などについて話す。
登壇予定書店は紀伊國屋書店(東京)、丸善ジュンク堂書店(東京)、三省堂書店(東京)、有隣堂(神奈川)、三洋堂書店(愛知)、大垣書店(京都)、ブックエース(茨城)、今井書店(鳥取)、文苑堂書店(富山)、啓文社(広島)、平惣(徳島)、大学生協連(東京)。
講座開催は毎月第2もしくは第3水曜日、時間はいずれも15時~16時30分の90分間。
第1回の4月は14日に三省堂書店の藤堂哲也執行役員営業企画室室長と鈴木昌之営業企画室次長が登壇。5月は19日に今井書店の竹内麻紀子様仕入れ統括マネージャー、6月は9日に三洋堂ホールディングスの武市大祐書籍雑誌部書籍雑誌グループマネージャー、武藤晃享書籍雑誌部書籍雑誌グループ一般書・文庫バイヤー、森崎達也販売促進グループ商品企画担当が登壇する。
その後は、7月にブックエース、8月に有隣堂、9月に啓文社、10月に丸善ジュンク堂書店、11月に文苑堂書店、12月に大垣書店、2022年1月に大学生協事業連合、2月に平惣、3月に紀伊國屋書店の講座開催を予定している。
講座はZoomミーティングを利用。参加者は出版社及び雑貨メーカーなど書店に商品を提供するメーカーに限定。受講料は通年申込みで5万円(税込)、単講座申し込みは5000円(同)。
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