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号外を受け取る通行人たち、用意した部数はすぐになくなった(福島民友新聞社提供)
福島民友新聞社は2月14日、福島県沖を震源とする震度6強の地震が発生したことを伝える号外を発行し、県内全域で配布した。
発行した号外は「本県震度6強」「70人超が負傷」を主見出しとし、同日朝の時点で確認された被害状況を報じた。また、マグニチュードは7.3で、東京電力福島第1、第2原発では目立った異常は確認されていないことや、相馬市の常磐道で土砂崩れが発生し通行止めとなったことなど、主な被害を伝えた。裏面は写真グラフとし、乗用車に落石して運転手が搬送された相馬市尾浜の現場などを掲載している。
号外を配布した福島市の福島駅前では、用意した号外が瞬く間になくなり、地震に対する県民の関心の高さを伺わせた。

福島県沖を震源とする震度6強を報じる号外(同社提供)