スマートフォンで聴ける「Voicy」にコンテンツを配信
西日本新聞社は、スマートフォンで聴ける音声メディア「Voicy」（本社・東京）と提携し、２月15日からコンテンツ配信を始めた。
西日本新聞社北九州本社が昨秋からクロスFM（本社・北九州市）用に制作しているラジオ番組「ファンファン北九州」に、ナビゲーターによる収録後の感想を追加した内容。番組は新聞紙面に登場した人などをゲストに招いてインタビューしており、「Voicy」がこうした新聞社のニュース主体ではないコンテンツを配信するのは初めてという。
西日本新聞社では「地元はもちろん、首都圏在住の北九州出身者などに、北九州の魅力を発信できる番組に育てていく。今後は、福岡県在住作家の町田そのこさんや、北九州市出身の映画監督・雑賀俊朗さんなどのコンテンツを順次アップする」としている。
ボイスメディア「Voicy」は、日本発の音声メディア。ビジネスのプロや芸能人などによる「声のブログ」、４大マスメディアの記事が声で聴ける「メディアチャンネル」、企業が発信する「社外報（オウンドメディア）」など、５００以上のチャンネルが楽しめる。パーソナリティは審査制で、活躍するパーソナリティを応援するスポンサーも増えている。20～40代の若い世代を中心に、多くの人に利用されている。