双葉社が2020年8月に刊行した、青柳碧人氏の『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』が、2月28日に放送された「シューイチ」(日本テレビ系列)の番組内で、お笑い芸人のカズレーザーさんが紹介したことで、火が付き、大きな反響を呼んでいる。
同番組内でカズレーザーさんが「めちゃくちゃクオリティの高いミステリ!」と絶賛したことで、放送時、市場の推定在庫1万5000部がほぼ売り切れ状態になり、各書店からも問い合わせが殺到した。同社は3万部を緊急重版し、さらにカズレーザーさんの推薦コメントを入れた新帯で、さらに1万部の増刷を決定。同様の拡材も準備し、随時出荷を予定している。
なお今回の反響による増刷で、同書は10万部を突破。さらに同シリーズの前作で、2020年の本屋大賞にもノミネートされた『むかしむかしあるところに、死体がありました。』もけん引され、20万部を突破し、累計で30万部を突破するにいたった。