『花とゆめ』など少女まんが誌を出版する白泉社は4月1日、初めての公式カフェ「Cheer fancle cafe(チア・ファンクル・カフェ)」を東京・千代田区の神田淡路町にオープンした。それに先立ち、3月26日にはメディア向けの内覧会が開かれた。
同カフェの運営は、日本のアニメコンテンツを中心としたコラボカフェ「OTA★ラボCAFE」を全国に展開するシーレ株式会社。店舗名の「fancle」はfan(ファン)+circle(輪になる)の造語で、「白泉社のマンガ作品を応援するファンが集まる場所」をイメージしているという。
第1回は大人気少女漫画『フルーツバスケット』とコラボ
第1回のカフェは、4月1日から5月9日まで、全世界で累計3000万部超えのメガヒット作『フルーツバスケット』が登場する。
白が基調の明るい店内には、壁や天井などいたるところにイラストを掲出。3面の大型モニターではアニメーションなど関連動画が映し出され、『フルーツバスケット』の世界観を楽しむことができる。
カフェのメニューは、フード5種、デザート4種、ドリンクは前期4種、後期4種、連期1種と豊富に用意。作中に登場した料理の再現メニューや、キャラクターをイメージしたメニューとなっており、一つ一つにストーリーがある。
例えば、主人公・透が大好物のいちごを使った「透のいちごショートケーキ(税込990円)」▽黄色いウサギに変身する紅葉をイメージした「紅葉のふわふわ卵サンド(税込880円)」▽“兄命”の文字が書かれた「由希を一人にしないという清らかな誓いのオムライス(税込1320円)」▽口調が荒い性格を強めの炭酸で表現した「依鈴のカシスベリーソーダ(税込715円)」――など、ファンには楽しみなラインナップ。
店内ではカフェオリジナルグッズも販売するほか、来店時にオリジナルブックカバー(全15種ランダム)を1枚プレゼント。コラボメニューを1品注文するごとに1枚の限定「オリジナルコースター(前期:16種/後期:16種ランダム)」が配布される。
店内奥に用意された常設のDJブースを使い、今後は声優等のイベントも開催される予定。イベントの詳細はSNSなどで発信する。
入場は各回90分制、空席がある場合はフリー入場も可。予約方法は公式ホームページ(https://cheerfancle-cafe-fruba.com/)を参照。
〈Cheer fancle cafe〉店舗概要
▽住所=東京都千代田区神田淡路町1―4―1友泉淡路町ビルB1階/東京メトロ丸の内線「淡路町」より徒歩1分/営業時間11時~20時30分※予約制