白泉社 初の常設コラボカフェ「チア・ファンクル・カフェ」オープン、作品のファンが集まる場所に

2021年4月5日

『フルーツバスケット』とコラボ  料理は原作の再現メニューやキャラクターをイメージ

 

 『花とゆめ』など少女まんが誌を出版する白泉社は4月1日、初めての公式カフェ「Cheer fancle cafe(チア・ファンクル・カフェ)」を東京・千代田区の神田淡路町にオープンした。それに先立ち、3月26日にはメディア向けの内覧会が開かれた。

 

 同カフェの運営は、日本のアニメコンテンツを中心としたコラボカフェ「OTA★ラボCAFE」を全国に展開するシーレ株式会社。店舗名の「fancle」はfan(ファン)+circle(輪になる)の造語で、「白泉社のマンガ作品を応援するファンが集まる場所」をイメージしているという。

 

第1回は大人気少女漫画『フルーツバスケット』とコラボ

第1回のカフェは4月1日から5月9日まで開催

 

 第1回のカフェは、4月1日から5月9日まで、全世界で累計3000万部超えのメガヒット作『フルーツバスケット』が登場する。

 

カフェ「Cheer fancle cafe」の店内

 

 白が基調の明るい店内には、壁や天井などいたるところにイラストを掲出。3面の大型モニターではアニメーションなど関連動画が映し出され、『フルーツバスケット』の世界観を楽しむことができる。

 

 カフェのメニューは、フード5種、デザート4種、ドリンクは前期4種、後期4種、連期1種と豊富に用意。作中に登場した料理の再現メニューや、キャラクターをイメージしたメニューとなっており、一つ一つにストーリーがある。

 

オリジナルメニュー

 

 例えば、主人公・透が大好物のいちごを使った「透のいちごショートケーキ(税込990円)」▽黄色いウサギに変身する紅葉をイメージした「紅葉のふわふわ卵サンド(税込880円)」▽“兄命”の文字が書かれた「由希を一人にしないという清らかな誓いのオムライス(税込1320円)」▽口調が荒い性格を強めの炭酸で表現した「依鈴のカシスベリーソーダ(税込715円)」――など、ファンには楽しみなラインナップ。

 

 店内ではカフェオリジナルグッズも販売するほか、来店時にオリジナルブックカバー(全15種ランダム)を1枚プレゼント。コラボメニューを1品注文するごとに1枚の限定「オリジナルコースター(前期:16種/後期:16種ランダム)」が配布される。

 

 店内奥に用意された常設のDJブースを使い、今後は声優等のイベントも開催される予定。イベントの詳細はSNSなどで発信する。

 

 入場は各回90分制、空席がある場合はフリー入場も可。予約方法は公式ホームページ(https://cheerfancle-cafe-fruba.com/)を参照。

 

〈Cheer fancle cafe〉店舗概要

チア・ファンクル・カフェ

 

 ▽住所=東京都千代田区神田淡路町1―4―1友泉淡路町ビルB1階/東京メトロ丸の内線「淡路町」より徒歩1分/営業時間11時~20時30分※予約制