日本出版販売(日販)は4月5日、『書店員ハンドブック』改訂版を発行した。同書は書店の意義・役割への理解を深め、書店員としての必須知識や日常業務を身に付けてもらうことを目的に制作されたテキスト。書店の多様化に伴い、新人スタッフに求められる業務も幅広くなってきている状況を踏まえ、3年ぶりに改訂が行われた。
改訂版では新人スタッフに知ってほしい、担当してほしい業務の流れに沿って新たな項目を追加し、内容を再構成している。編集は出版流通学院、A5判60ページ、定価550円(税込み)。出版流通学院公式サイトもしくはインターネット書店「Honya Club.com」から購入できる。
ニーズと時代にマッチしたコンテンツに
書店員から寄せられていたニーズを反映し、「売上と利益のことを知ろう」「自分の店舗の売場の配置を知ろう」「送品された商品の内訳」「NOCS7を使おう」を新たに加えた。
このほか、SNS対応「ソーシャルメディアガイドライン」、新型コロナウイルス対策「感染症の拡大防止チェックリスト」など、今の時代にマッチしたコンテンツを盛り込んだ。新人スタッフの研修用途に限らず、指導役のテキストとしても活用できる内容となっている。
新人スタッフ必携『書店員ハンドブック』
編集:日販 出版流通学院
判型:A5判 60ページ
定価:550円(税込)
▽購入方法
①書店・出版社:出版流通学院公式サイト
https://www.nippan.co.jp/ryutsu-gakuin/order/
②その他・一般:インターネット書店「Honya Club.com」
http://www.honyaclub.com/shop/c/c09N0/