新聞の楽しさなどを伝えた
日本新聞協会は４月３日、子どもを持つ親の子育てに関する悩みの解消を目的に、無料のオンラインイベントを開催した。イラストレーターのやまもとりえさんと、東京新聞の子育てサイト「東京すくすく」の今川綾音副編集長が対談したほか、新聞を使った知育ゲーム「しんぶんちゲーム」の体験会も開いた。
体験会は、Zoomでつないだ参加者を２班に分けて、「遠い言葉」を探すゲームや新聞紙で高い塔を作るゲームなどに取り組んだ。新聞知育ゲームを監修した鳥取大学・大谷直史准教授も参加した。
大谷氏は、新聞が一般的に「情報を得るための真面目なメディア」とみられている中で、新聞知育ゲームを「新聞紙や文字と自由に関わってもらう」ことを狙って設計したと紹介。子どもの発想力や表現力、判断力が身に付くと語った。全39種の遊び方はウェブサイト「新聞科学研究所」に掲載されている。