ジェイアール東日本企画は4月から、スマートニュースが提供するスマホアプリ「SmartNews(スマートニュース)」と連携して、交通広告を起点とした商品体験支援パッケージのテスト販売を開始した。交通広告でキャンペーンを告知し、スマートニュース上で抽選式のサンプリングキャンペーンに参加する。当選者は市中のコンビニで対象商品を引き換えることができる。
商品名は「交通広告×SmartNews 商品体験支援パッケージ」。内容は①トレインチャンネル全線セット7日間放映②スマートニュースクーポンチャンネルバナー広告(7日間で1000万imp配信想定)③クーポンチャンネルでのサンプリングクーポン配布――。販売期間は21年4月から22年3月。
JR東日本企画によると、交通広告を起点としたこの広告商品で、首都圏のJR東日本利用者への商品の「認知獲得」から「店頭でのサンプリング」までをシームレスに実現。店舗送客、対象商品のトライアル機会創出を図る。テスト販売結果を踏まえて、本商品化を検討していくとしている。
JR東日本交通広告は、首都圏で高い媒体接触率と日常的・反復的な広告訴求が可能となっているメディア。駅構内や周辺の購買地点と近いという特色を活かした、リーセンシー効果を期待できるメディアでもある。
一方、スマートニュースのクーポンチャンネルは月間1000万リーチ以上、クーポン利用回数は累計3億回以上となっている。交通広告で多くのユーザーに商品体験を促す告知を行い、スマートニュースを介してキャンペーンに参加してもらうことで、「日々の鉄道利用に新たな価値や体験を提供できることを目指す」としている。