日本編集制作協会(AJEC)は、編集プロダクション初の業界団体として1983年に設立された。現在、正会員社38社、準会員社8社が加盟している。今回の「編集プロダクション特集」では、出版流通のIT化やコンテンツのデジタル化にともない、編集制作会社の在り方も多様化する中、コンテンツメーカーとして活躍するAJEC会員社から「我が社の強み」をテーマに寄稿してもらった。
【編集部】
多様なメディア戦略で
地域創生事業の実績多数
K・Pクリエイションズは、創業者・小柳清が1936年に故郷の宮崎で「小柳印刷」として創業。現在は宮崎県を拠点に、東京にも本社・事務所を構えるまでになりました。
印刷会社としていち早くデザイン機能を導入し、さらに自社で情報誌・書籍などの出版物を手掛ける制作部門も創設。2012年に現在の「K・Pクリエイションズ」に社名を変更いたしました。
子どもたちと地域の企業をつなぐ自社制作の小・中学生向けキャリア教育教材冊子「発見探検宮崎県どんな仕事があるのかな?」は、今年で6年目を迎え、未来を担う子供たちに地元企業で働く魅力を伝えるサポートをしております。
他にも自治体の広報誌・SNS・PR業務、企業発行のお客様向け情報誌、イベント企画やフード関連のコンサルティング、映像制作、WEB制作など、多岐にわたる事業を手掛けています。
最近では、食品の販促・マーケティング事業を展開するグループ会社「マーティングセバスチャン株式会社」とともに、バイヤーの接点を増やしたい自治体様、銀行様、食品メーカー、生産者様に対し、リモートでの試食&商談会をサポートするBtoB向け新サービス「タメショク(試食)」をスタートしました。
今後もお客様の想いを形にするお手伝いを続け、来る100周年に向けてさらなるクリエイティビティの向上を目指し、PR、クリエイティブ戦略のベストパートナーであり続けたいと思います。