幻冬舎は4月7日、ワイドショーを中心に数々の番組を手がけ、ホールディングス社長などを歴任した太田英昭氏による『フジテレビピロデューサー血風録―楽しいだけでもテレビじゃない』を刊行した。初版は4000部、メディア関係者が多く来店する書店などで売れ行きがよいという。
著者はフジテレビでプロデューサーとしてワイドショー「おはよう!ナイスデイ」などを経て「ザ・ノンフィクション」「とくダネ!」「グレートジャーニー」「プライムタイムス」などに携わったのち、フジ・メディア・ホールディンナグス代表取締役社長、産経新聞社代表取締役会長などを歴任。
同書ではフジテレビ全盛時代からインターネット時代にかけて著者が関わった数多くの番組制作にかけた思いやその舞台裏、テレビ局そして新聞社での管理職、経営者としての仕事などについて綴っている。
章立ては第1章「事件と、私」、第2章「テレビづくりは『なんてったって好奇心』!」、第3章「楽しいだけでもテレビじゃない!」、第4章「テレビの信頼性~演出と捏造」、第5章「脱ワイドショー」、第6章「ビッグプロジェクト」、第7章「テレビ屋、最後の仕事」。
□四六判/208ページ/定価1430円