光和コンピューター 「IT導入補助金2021」導入支援事業者として採択

2021年4月28日

 光和コンピューターはこのほど、経済産業省のIT導入補助金(令和元年度補正予算・令和2年度第三次補正予算「サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金」)のIT導入支援事業者として採択され、導入実績300社以上の出版社向けテンプレート型「出版ERPシステム」、「販売管理(取次・直販)システム」が登録された。

 

 IT導入補助金は中小企業・小規模事業者などがITツールを導入する経費の一部を補助することで業務効率化・売上アップをサポートする制度。事業者が経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を図ることを目的としている。

 

 

 補助金には通常枠、特別枠、それぞれに各類型が設定されている。いずれの枠もソフトウエア費、導入関連費に適用でき、通常枠A類型は1件あたり補助率2分の1以内で30~150万円未満、通常枠B類型は1件あたり補助率2分の1以内で150~450万円以下、かつ賃上目標が必須条件とされている。

 

 通常枠とは別に設けられる非対面化を前提とした低感染リスク型ビジネス(特別枠C・D類型)は、ポストコロナの状況に対応したビジネスモデルへの転換に向けて、労働生産性の向上とともに業務形態の非対面化に取り組む中小企業・小規模事業者等に対して、通常枠よりも補助率を引き上げて優先的に支援する。

 

 特別枠C類型は、複数のプロセスをツール導入によって効率化することを目的として、C類型―1とC類型―2に区分されている。
C類型―1は1件あたり補助率3分の2以内で30~300万円未満、C類型―2は1件あたり補助率3分の2以内で300~450万円以下、かつ賃上目標が必須条件。
特別枠D類型はテレワーク対応のツールであり、1件あたり補助率3分の2以内で30~150万円以下。

 

 交付申請は4月7日に受付開始し、終了時期は未定だが、1次締切は5月14日17時、2次締切は7月中(予定)。以降のスケジュールについては事業のホームページで公開していく。

 

 光和コンピューターのサービスで「IT導入補助金2020」の登録実績があったのは、ソフトウェアでは書店向けレジシステム「KPOS」、「KPOSセルフ」、バックヤードシステム「Book AnswerⅣ」、出版社向けは電子書籍売上管理と印税計算をシステム化した「電子書籍管理システム」、資材調達を平準化して適正原価管理をシステム化した「資材原価管理システム」、サイト構築ソリューション「出版社・書店向けWeb ECサイト」など。今後も随時新しいサービスを登録していく。

 

 また、補助金の申請業務についても成功報酬型の外部コンサルタントの紹介を含めてサポートしている。詳細は光和コンピューターのIT導入補助金支援のサイトで。