KADOKAWA ミステリ&ホラー大賞に『虚魚』

2021年5月17日

 KADOKAWAは4月26日、第41回「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」の選考会を開き、大賞に新名智氏(長野県辰野町出身)が書いた『虚魚』(そらざかな)を選出した。一般から選ばれたモニター審査員から最も多く支持された作品に贈られる読者賞には、秋津朗(神戸市出身)の『デジタル的蝉式リセット』を選出した。

 

 選評は「小説 野性時代」7月号(6月25日配信)に掲載。また、受賞作はKADOKAWAから10月末に刊行する予定。大賞は単行本として、読者賞の刊行形態は未定。