全日本広告連盟(全広連)は5月20 ~22日、第69回全日本広告連盟山陰大会を島根県松江市で開催した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、現地参加とオンライン参加を併用。初日に島根県民会館で開かれた式典やパネルディスカッション、分科会はオンラインでもライブ配信された。現地参加は120人、オンラインは500人超から参加の申し込みがあった。
分科会は「地域資源を生かした『食』で町おこし」(邑南町役場・寺本英仁商工観光課長×ぐるなびプロモーション事業部・西原史郎食と観光企画部長)を、初日の午前中に現地開催。ライブ配信もした。
また、2つの分科会「クリエイティビティ=新しい分かり方・伝え方」(東京藝術大学大学院教授/クリエイティブディレクター・佐藤雅彦氏×クリエーティブディレクター/CMプランナー・高崎卓馬氏)と、「DX=地域メディア・広告業のDX戦略策定ワークショップ」(立教大学ビジネススクール教授・田中道昭氏)も配信している。
全広連日本宣伝賞、全広連鈴木三郎助地域キャンペーン大賞、同地域クリエイティブ大賞の贈賞後、パネルディスカッション「持続可能な地域社会のカタチ~いまこそ語りたい日本の『根本問題』~」(仮題)を開催。日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介氏は登壇、小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソン氏と電通グループ執行役員の樋口景一氏は、オンラインで出演した。