プレスリリース配信サービスなどを運営するPR TIMESは6月17日、東奥日報社と包括業務提携契約を締結した。同社は6月17日から、東奥日報社が運営するサイト「Web東奥」で、青森県と隣接する北海道、岩手県、秋田県を拠点とする企業の新情報や各道県内で展開されるキャンペーン、イベント等のプレスリリース掲載をスタート。今回の提携でPR TIMESパートナーメディアは202媒体となった。
両社はサイトの利便性向上に加え、県民に網羅的に情報を伝えようとする同サイトの媒体価値向上につなげる。また、東奥日報社は県内でのネットワークを活かして県内企業等へ「PR TIMES」を活用した情報発信を提案する。メディアとしての視点を生かしながら全国ではあまり知られてこなかった事業者発の有益なニュースを広げることで、県内企業の活性化を目指す。
両社は、青森県内及び隣接道県内の情報流通を活発にすることに加え、青森県民を中心とした「Web東奥」利用者に関心が高い情報を届けることを目的に掲げ、さらなる施策を検討している。
社東奥日報社の河田喜照取締役デジタル局長は、「情報発信力を高めたいと願う地元企業と、さらに多彩な情報を求める読者の双方にとって、大きなメリットがあると期待している」とコメントを発表。PR TIMES・高田育昌氏(営業本部副本部長兼アライアンス担当マネージャー)も「青森県を中心としたウェブ利用者様の利便性向上だけでなく、情報流通を通じた地域経済の活性化につなげることを目指す」とコメントしている。
また、東奥日報社からの紹介事業者に対して、PR TIMESは利用開始から6ヵ月間で3回まで無料でプレスリリース配信できる「東奥日報社特別プラン」を提供。東奥日報社の取引先企業・団体による県内外への情報発信を後押しする。同社による地方企業のプレスリリース発信を支援する「特別プラン」発行の取り組みは、今回で地方金融機関29例(21行・8信金)、メディア4媒体、地方自治体1府3市、合計37例となった。