日刊工業新聞社は6月11日、7月1日から本紙「日刊工業新聞」の月ぎめ購読料を現行の4721円(消費税込み)から479円引き上げて、5200円(同)に改定すると発表した。1部売りの定価も20円値上げし、260円(同)とする。
社告によると、「日刊工業新聞」の本体価格(税別)は1994年9月以来、27年間据え置いてきた。「この間、新聞輸送費や原材料費が上昇しているほか、新聞製作システムなどの設備投資も増大している」としたうえで、「経営努力を重ねて対応してきたが、苦渋の決断のもとに購読料を改定させていただくことにした」と説明。
「日刊工業新聞は産業総合紙として、これからもみなさまに役立つ質の高い情報を発信していく。一層の魅力ある紙面づくりと読者サービスに努めていく」と、読者の理解を求めている。