百万年書房とモッシュブックスは6月21日、電子書籍の売上集計プラットフォーム「Smart Publishing」をスタートした。7月2日には出版社向けにオンライン説明会を開催する。
両社が共同開発した「Smart Publishing」は、電子書籍のタイトル別・期間別の売上集計、著者への印税報告をウェブ上で行える売上集計プラットフォーム。ライセンスを購入することで全ての機能が利用できる。利用料は登録する冊数で月額料金が変動する。基本的に有料だが、1冊は無料でお試し体験できる。
開発の背景について「電子書籍の売上の下支えがあることで、各出版社内でチャレンジングな書籍企画がより通りやすい土壌となる。また、業務が効率化し、空いた時間を本作りやインプットにあてることが可能になり、面白い書籍がどんどん発行され、出版業界全体が活況を呈する環境となることを目指している」とコメント。
電子書籍の印税計算や明細書作成にかかる時間を削減し、出版社が電子書籍ビジネスを始める際のハードルを下げられるとアピールしている。
出版社向けオンライン説明会を開催
両社は7月2日、Zoomミーティングによるリアルタイムのオンライン説明会を開催する予定。説明会への参加は無料。説明会では同プラットフォームの概要、導入するメリット、操作方法、申込み方法などを出版社に説明する。説明会の参加方法はメールで受け付けている。概要は次の通り。
【説明会日程】
日時:7月2日(17:00~19:40)
使用ソフト:Zoom
参加方法:support@s-publishing.jp宛に名前を記入のうえ、申込メールを送信
【説明会タイムスケジュール】
「Smart Publishing」の開発経緯、サービスの利点を4つの機能を紹介。
・アカウント作成
・ライセンス購入の仕方
・著者と書籍登録
・売上入力と支払通知書作成方法
・ワンクリックレポートの紹介
・電子書籍以外の用途紹介
・支払いについて
・質疑応答