文化通信社は8月20日まで「こどものための100冊キャンペーン」を展開しているが、参加書店や図書館ではカタログ『こどものための100冊』の店頭配布や関連書籍のフェアを開催。さらにカタログは大手保育園や育児商品通販などを通して直接児童に届いていることからSNSなどで多くの反響が寄せられ、同時開催のプレゼント企画には多くの応募が寄せられている。
『カタログ』には子育て中の著名人や書店員、図書館員を合わせて25人がそれぞれ選んだお薦めの児童書4点をコメントと写真付で掲載。書店と図書館で計5万部を展開しているほか、大手保育園のグローバル・キッズ、JPホールディングス、学研ココファンホールディングス、さくらさくみらいが園児に配布しているほか、赤ちゃん本舗が通信販売の購入者に提供するなど、合わせて約10万人の児童に直接届いている。
カタログを手にした父母などがSNSで拡散しているほか、6月9日付の毎日新聞朝刊、同19日付の日経新聞朝刊、同21日付の読売新聞朝刊など新聞各紙が記事を掲載。フェア開始1週間ほどで初回注文分を配りきった書店も多く追加注文も入っているのをはじめ、事務局には図書館や一般読者からカタログの問い合わせが多数寄せられている。
プレゼント企画は、書店店頭で何らかの商品1000円以上を購入したレシートを添付して公式サイトから応募すると、雑貨や食品、図書カードなどの景品2140本が抽選で当たる。フェアの情報が拡散されていることで、開始当初から全国各地の書店のレシートを添えて多数の応募が入っている。
【関連記事】文化通信社「こどものための100冊キャンペーン」開始 書店、図書館、保育園など通し15万部提供
【寄せられた書店での展開画像】