文喫 六本木 法人向け「ライブラリー共創サービス」をスタート

2021年7月2日

 

 日本出版販売(日販)とリブロプラスが運営する本屋「文喫 六本木」は6月18日、法人向け「ライブラリー共創サービス」をスタートした。同サービスは本を起点に多様なアクティビティが生まれる場づくりのノウハウを生かし、本のある空間を通して「企業の文化的課題解決」を促進する。

 

 具体的には「企業の文化的課題解決」をゴールに設定し、さまざまなアウトプットを提供。ライブラリーの場にコミュニティを作り、社員同士の関係を育てていくために、本棚のメンテナンスだけでなく、ヒアリングによってセミナーやワークショップなど、さまざまなアプローチを行う。

 

 

 同サービスを導入した文具・家具メーカーのコクヨは、働き方の実験場として「THE CAMPUS」を作った。 コクヨと「文喫 六本木」の視点から、“働こう。街で、チームで。”という「THE CAMPUS」が掲げる哲学を掘り下げ、個人のワークスタイルが街へ、チームへ、社会へと広がっていく様子を本で表現している。

 

 “「人とつながる」をおもしろくする”というキーワードで選んだ本のテーマは、コミュニケーション・デザイン、進化論、コメディ論、ロボティクス、身体論、発声法と多岐にわたる。理念を具体的な本へ落とし込んでいくことで、利用者が自分ごととして捉えるきっかけを提供していくとしている。