文化通信社 経営者セミナー「変革の時代に出版社経営者は何をすべきか」

2021年9月8日

 

 文化通信社は10月5~7日にかけて、経営者向けオンラインセミナー「変革の時代に出版社経営者は何をすべきか」を開催する。各講座の講師は、1日目がGCAテクノベーション・久保田朋彦代表取締役、2日目がメディアドゥ・藤田恭嗣代表取締役CEOとGCA・渡辺章博代表取締役社長、3日目がイード・宮川洋代表取締役。講座は全3回、Zoomミーティングで配信し、受講料は3万円。申し込みはウェブサイトから受け付けている。

 

第1講座 世界の出版業界でM&Aが進行する背景と国内出版業界の状況

 

 第1講座は10月5日世界の出版業界でM&Aが進行する背景と国内出版業界の状況をテーマにGCAテクノベーション・久保田代表取締役が、いま出版市場では何が起きているのか、今後どのように動いていくのか、出版社がとるべき経営戦略などについて講演する。

 

第2講座 新たな出版プラットフォームを構想するメディアドゥの戦略

 

 第2講座は10月6日、「新たな出版プラットフォームを構想するメディアドゥの戦略をグローバルM&Aアドバイザリーファーム・GCA代表と読み解く」と題し、メディアドゥ・藤田代表取締役CEOとGCA・渡辺代表取締役社長が対談する。

 

 大手取次トーハンとの資本業務提携、出版社の子会社化(インプリント事業)など新しい施策を次々と打ち出すメディアドゥ。新たな出版プラットフォームを事業化していくその戦略を話す。

 

第3講座 出版社が持つコンテンツをデジタルに活かす方法

 

 第3講座は10月7日、「70のデジタルメディアを運営するIT企業社長が導き出した、出版社が持つコンテンツをデジタルに活かす方法」をテーマにイード・宮川代表取締役が登壇する。

 

 IT、自動車、教育、映画、ゲーム、アニメなど各分野に特化した20ジャンル47サイト5雑誌のメディア・サービスを運営し、リーディングコンテンツカンパニーとして成長を続けるイードが、デジタルビジネスで出版コンテンツの価値を最大化する極意を語る。

 

◆お申し込みはこちらから◆

 


講師略歴

10月5日(火)登壇
GCAテクノベーション 代表取締役 久保田朋彦氏


 UBS証券、ソニー、GCAを経て、2014年にデジタル・テクノロジー分野でのインキュベーション事業を手掛けるGCAの子会社アンプリアの代表取締役に就任。15年以上に渡り、メディア、テクノロジー業界にて、日本企業と米国のテクノロジベースの企業とのM&Aや戦略的アライアンスを実現。日米のメディアおよびデジタル・テクノロジー企業をクライアントとしている他、メディアおよびテクノロジー業界でのカンファレンスにも多数スピーカーとして参加。2017年7月に日本での体制強化に伴い、GCAテクノベーションに商号変更。

10月6日(水)登壇
メディアドゥ 代表取締役CEO 藤田恭嗣氏

 1994年大学3年生時創業、2016年東証一部上場。 電子書籍などのコンテンツの流通プラットフォームを提供する電子書籍流通事業を展開。CEOとして、当社の経営戦略、特に新たな企業価値の柱の創造を担う。一方で、故郷徳島県木頭地区での柚子加工場やキャンプ場、未来コンビニなどを作り地方創生にも取組む。2020年起業家支援を目的とした徳島イノベーションベース(TIB)を設立、代表理事就任。起業家組織EO Tokyo 第24期会長。


GCA 代表取締役社長 渡辺章博氏

 1982年、単身で米国に渡りKPMGニューヨークにて日本企業の米国進出をサポート。2004年にFor Client's Best Interestという経営理念を掲げてGCAを創業。2006年に最短で上場させ、その後、欧米でM&Aブティックを次々に買収。GCAをグローバル24拠点、500人のプロフェッショナルを有する日本発のグローバルM&A助言会社に育てあげた。JT、伊藤忠、パナソニック、第一三共などの多くの企業の成長戦略に関わる。著書は「新版M&Aのグローバル実務」など多数。米国・日本公認会計士。


10月7日(木)登壇
イード 代表取締役 宮川洋氏

 1988年中央大学卒業後、株式会社アスキー(現:株式会社KADOKAWA)に入社。出版部門にて、12年間マーケティング責任者を務めた後、株式会社インターネット総合研究所(IRI)に転職。2000年、株式会社イードの前身となる株式会社アイ・アール・アイ コマースアンドテクノロジー(IRI-CT)創業。その後、2015年、東証マザーズ上場。