扶桑社 栗原はるみの季刊誌最終号 完売店続出で緊急重版

2021年9月21日

 

 

 

 扶桑社は、初版発行部数19万部で9月1日に発売した、料理家・栗原はるみ氏による季刊誌の最終号『栗原はるみ  haru_mi 秋号 Vol.61』が発売以降、大きな反響を呼び、各書店で完売店が続出したことから、このほど1万部の増刷を決定し、同号は累計で20万部に達した。

 10月1日に増刷分が出来次第、随時出荷し、返品は12月末まで受け付け。現在、同社は年末まで積極的に販売してもらうよう、書店に働きかけている。

 

 同誌は1996年に『暮らしのレシピ』として創刊され、その後『すてきなレシピ』を経て、現在の『栗原はるみ  haru_mi』へと変遷。25年間に渡り、幅広い層から支持され続け、同号で通巻100号目を迎えたことを機に、栗原氏の「100冊達成を機に、仕切り直しをして、悔いのない人生を送ろう」(最終号巻頭ページより)という意向を受け、同号が最終号となった。

 

 同社担当者は「雑誌は休刊となってしまったが、今後も書籍の企画を通じて、栗原先生とご一緒していきたい」と話している。