ニュースパーク(日本新聞博物館)と神奈川新聞社は10月2日から、企画展「ペンを止めるな! 神奈川新聞130年の歩み」(神奈川新聞神奈川会、神奈川新聞販売協同組合が協賛)を開催する。また、「神奈川新聞とJAXA宇宙飛行士野口聡一さん」も同時開催する。12月26日まで。
同企画展は昨春開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期していた。
2020年2月、創業130周年を迎えた神奈川新聞社の明治から令和まで130年間の元日1面を一挙展示するほか、過去の貴重な報道写真などを紹介。神奈川新聞の歩みとともに神奈川県と県民の姿を伝える。
また、新聞という「ものづくり」を知ってもらうため、ペンで記事を書いていた約40年前の編集・制作現場を再現する。
そして、現在の取り組みを「知る」「分かる」「参加する」のテーマで展示。デジタルのニュース配信やドローン空撮、SNSなどを通じて読者からの身近な疑問に取材班が応える企画など、さまざまな「挑戦」を見てもらう。
さらに、神奈川ゆかりのJAXA宇宙飛行士・野口聡一さんの活躍を紹介する企画展示では、野口さんの活躍をこれまでの紙面を通じて振り返るほか、実際に国際宇宙ステーション(ISS)に滞在したときの寝袋や宇宙服など愛用品を展示する。3回目の宇宙滞在で野口さんが使用した私物は、本展が初披露となる。
なお、ニュースパークは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、閉館時刻を通常より30分繰り上げ、予約制を実施している。