西村書店 絵本『夢のビッグ・アイデア カマラ・ハリスの子ども時代』発売

2021年10月6日

 西村書店は10月8日、米国初の女性副大統領となったカマラ・ハリス氏と妹マヤの実話を元にした伝記的絵本『夢のビッグ・アイデア カマラ・ハリスの子ども時代』を発売する。訳は、同書が初の翻訳絵本となるジャーナリストの増田ユリヤさん。

 

 

 「マンションの中庭にみんなのあそび場があったらいいね!」。カマラとマヤは大きくてすてきなアイデアを思いついたが、ふたりだけでは、かなえられない。大人に反対されてもあきらめなかった姉妹は、近所の子どもたちと協力して、ついに夢を実現させる。

 

 絵本の文章を手がけたのは、マヤの娘でありカマラの姪であるミーナ・ハリス氏。子どものころから聞かされ、大好きだったという母と伯母のエピソードを書いて作家デビューしたという。

 

 イラストは、アカデミー賞受賞の長編アニメ映画『リメンバー・ミー』ビジュアル開発を手がけるなどしたアナ・R・ゴンザレス。

 

 日本語訳を担当した増田さんは、27年にわたり高校で世界史・日本史・現代社会を教えながら、NHKラジオ・テレビのリポーター兼ディレクターを務めた。現在はテレビなどの各メディアで、 ジャーナリストとして活躍中。『現場レポート 世界のニュースを読む力』(池上彰との共著、プレジデント社)など著書多数。『グレタのねがい』(西村書店)では解説を執筆している。

 

□『夢のビッグ・アイデア カマラ・ハリスの子ども時代』/A4変型・上製、34㌻/定価=本体1500円+税/すべての漢字にルビ、小学校低学年から一般対象