PRTIMES 静岡新聞社・静岡放送と初の三者協定、「アットエス」でリリース掲載

2021年10月20日

左から静岡新聞・大須賀氏、PR TIMES・高田氏

 

 プレスリリース配信サービス大手のPRTIMESは10月14日、静岡新聞社および静岡放送と包括業務提携契約を締結した。PRTIMESとメディアの提携では初の三者協定。静岡新聞社・静岡放送が運営するサイト「アットエス」で静岡県を拠点とする企業の新情報、同県への新規出店やイベント、キャンペーン実施などのプレスリリースを掲載する。今回の提携でPRTIMESパートナーメディアは総計206メディアとなった。

 

 三社の提携にあたって、静岡新聞社代表取締役社長の大須賀紳晃氏は「いまだ収束の兆しが見えないコロナ禍にあって、『地域の最新情報』を求める人々と発信したい事業者、双方のニーズの高まりを強く感じている。これまで新聞、テレビ、ラジオ、ウェブを通し、メディアという立場で静岡県内の情報を発信してきた。今回の提携で、各事業者・行政からのプレスリリースを集約し、弊社が集積してきた地域情報とあわせ、より多くの人々に静岡県内の情報を届けていく」とコメントした。

 

  PRTIMES営業本部副本部長兼アライアンス担当マネージャーの高田育昌氏は「県紙として日本一の発行部数を誇る静岡新聞社、そして静岡県内で最初の民放である静岡放送との間で、当社として初の三者協定を締結できた。かつて私が赴任した浜松には、『やらまいか(やってみよう)』という行動を促す言葉があった。今回の協定が、静岡の皆様の行動を少しでも促し、手助けになれるよう両社とともに取り組んでいく」と語った。

 

 提携後は「アットエス」で静岡県に関するプレスリリースコンテンツを掲載するほか、静岡新聞社・静岡放送から紹介を受けた事業者に対し、6カ月間3件までプレスリリースを無料配信できる「静岡新聞社・静岡放送プログラム」を提供する。

 

 また、PRTIMESが提供する「お祭り・花火大会の広報支援プログラム」で協業する。同プログラムは、PRTIMESが地域活性化の目的として「1978年以前から継続開催」など、一定の基準を満たすお祭りや花火大会の情報発信を無償で支援する取り組み。静岡新聞社・静岡放送が静岡県内での活用促進に協力していくとしている。