一般社団法人出版文化産業振興財団(JPIC)と一般社団法人淡路エリアマネジメントは、東京・千代田のワテラスコモンホールとオンラインで「WATERRAS BOOKFES 2021」を開催している。開催期間は10月23日から11月7日まで。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベントは主にオンライン配信となるが、一部は人数を限定したうえで会場閲覧も受け付けている。参加費は無料。
「WATERRAS BOOKFES」は「本のおもしろさ、文化の多様性にふれる2週間」をテーマに掲げ、動画配信を中心にさまざまなジャンルの著者を招くブックフェスティバル。今年で開催は3回目。今回も学生と作家の直接対談や自分の好きな本を紹介するなど、大学生が本のおもしろさを伝えていく。
視聴・観覧申し込みは同イベント公式ホームページから。イベントは順次追加予定で、各回の出演者・プログラム内容等は場合により変更となる可能性がある。
安田不動産が事務局として参画する淡路エリアマネジメントは、2013年に開業した複合施設「ワテラス」の開発をきっかけに設立されたまちづくり組織。同団体が推進する「音楽の文化」に加え、隣接する神田神保町の「本の文化」もまちづくりに取り込む試みとして、19年からワテラススチューデントハウスに住む学生とともに、地域住民や一般参加を対象に「WATERRAS BOOKFES」を実施してきた。
今年は、本の日実行委員会が主催する「本の日」メインイベントも配信する。実業家・西村博之氏を招き、オンライントークイベント「ひろゆきと話そう。本のこと、自分のこと、未来のこと。」を11月1日に開く。