光村図書出版 児童文学雑誌「飛ぶ教室」40周年記念サイトを公開

2021年10月29日

「飛ぶ教室 40周年記念サイト」

 

 小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版は10月25日、1981年に創刊した児童文学雑誌『飛ぶ教室』の40周年を記念し、スペシャルコンテンツを豊富に盛り込んだ飛ぶ教室 40周年記念サイトを公開した。

 

 「飛ぶ教室」は、ドイツの児童文学者エーリッヒ・ケストナー氏の名作の名を冠し、河合隼雄氏や今江祥智氏らが編集委員となって1981年に誕生。童話に限らず、広く児童文化と向き合いながら、新しい児童文学の総合誌として今日まで発行を続け、今年で40周年を迎えた。

 

 記念サイトでは、同誌と深いゆかりのある、内田麟太郎さん(絵詞作家)、木下龍也さん(歌人)、五味太郎さん(絵本作家)、最果タヒさん(詩人)、tupera tuperaさん(クリエイティブ・ユニット)、森絵都さん(作家)の6名から寄せられた作品やメッセージを掲載。また、同誌創刊号からの挑戦・本づくりの歴史を紐解く「冒険の軌跡」を紹介している。

 

 さらに特別企画として、「集まれ! 1981年生まれの仲間たち!」と題し、おさつスナック、ガリガリ君、キャプテン翼など、同時代の12商品・作品・施設や、同年生まれである荒川静香さん、要潤さん、谷本歩実さんの子ども時代の写真を公開している。