大分合同新聞社は10月20日、第6回大分合同新聞広告賞の授賞者を発表した。金賞には臼杵市「うすきふぐプライド割」(写真)が選ばれた。贈賞式は11月16日、大分県立美術館OPAMで行う。
同広告賞は、2016年の大分合同新聞社創刊130周年に、地域の生活情報である新聞広告の質的向上と可能性を追求することで「大分県を豊かに」することを目的に設立した。
銀賞には華都会「今日も都町で。」、銅賞には新電力おおいた「守っていきたい 大分が生んだ宝もの シリーズ」がそれぞれ選ばれた。奨励賞はホームインプルーブメントひろせ「台風10号に備え防災用品はHIヒロセで」と、別府市・臼杵市「別府地獄・臼杵極楽おもてなしプライドプロジェクト」の2作。
根之木英二審査委員長(別府大学特任教授、大分県立芸術文化短期大学名誉教授)は、「今回の審査は議論が白熱した。多様な受賞作品から、新聞広告が大分に住む人たちを後押しし、応援しているということを再認識してもらえる」と評価。
若木信吾ゲスト審査委員(写真家)も「地元の目線が反映され、その重要性を感じた賞となった。新聞記事はリアルが書かれるが、新聞広告は人々の期待が反映される。それが同じ紙面に共存し、さまざまなことを読者に感じさせる新聞は、大きな役割を持っていると改めて思った」とコメントした。