あなたに近い候補者は? 毎日新聞ボートマッチ「えらぼーと 2021年衆院選」開始

2021年10月29日

 毎日新聞社は、第49回衆院選の選挙期間中、政党や立候補者との意見の一致度がわかるインターネット上のサービス「毎日新聞ボートマッチ・えらぼーと 2021年衆院選」(https://vote.mainichi.jp/)を10月20日に始めた。スマートフォンやパソコン、タブレット端末から、無料で何回も利用でき、投票先を決める際の参考にできる。

 

 

 「ボートマッチ」は英語のvote(投票)とmatch(一致する)を組み合わせた言葉で、オランダで生まれ、投票に役立つツールとして主に欧州で普及している。毎日新聞の「えらぼーと」は、07年参院選で日本の新聞社として初めて実施した。以来、衆院選、参院選、 東京都知事選などで実施しており、今回の衆院選で11回目となる。毎回、改良を続け、これまでの利用者は約390万人に上っている。

 

 えらぼーとの画面を開くと、「新型コロナウイルスの感染防止と経済の両立」「憲法改正」など、候補者に事前に実施した政策アンケートと同じ設問(計25問)が1問ずつ表示され、すべて回答すると、自分の考えがどの政党・候補者とどれくらい近いかを数値で知ることができる。

 

 自分の関心が特に高い三つの争点で絞り込んで一致度を確認することも可能。今回は、若い世代の政治参加を促す若者団体「NO YOUTH NO JAPAN」に質問を一部提案してもらい、若年層も含めた有権者の関心により応えられる構成にした。

 

 質問の中に出てくるキーワードの解説も読むことができるほか、毎日新聞のニュースサイトの選挙報道、候補者名鑑や選挙の特集ページ、政治のプレミアサイトにもアクセスできるようになっている。