2022年8月8日に創立100周年を迎える小学館は、東京藝術大学(藝大)の学生による学内コンペティションで100周年記念ロゴマークを募集し、今年11月1日に審査結果を発表した。最優秀作品賞に同大大学院美術研究科1年・武田栞奈さんのロゴマークが選ばれた。
同社の周年事業は22年1月から約1年半をかけて、さまざまな出版企画やイベントを実施する予定。武田さんの作品は周年事業終了時まで、出版物や企業活動で使用される。
武田さんは「このような素晴らしいコンペで、最優秀作品賞に選出いただき、ありがとうございました。『ちゃお』で育った私が小学館100周年のロゴマークをデザインできる日が来るとは、本当に夢のようです」と喜びのコメントを寄せた。
100周年記念ロゴマークの藝大コンペティションは「世界をもう少しだけ面白くしたい」をテーマとして21年5~7月まで募集。学部・大学院・博士課程・専攻を不問とし、学生から88点の応募があった。審査は藝大出身でグラフィックデザイナー・アートディレクターの色部義昭氏と関本明子氏、藝大美術学部長の日比野克彦氏、藝大美術学部副学部長の松下計氏、小学館専務取締役の相賀信宏氏が行った。