台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは10月15日から11月末まで、日本全国20ヵ所の参加書店に台湾書籍コーナーを設けるイベント「Taiwan Book Fair 閲読台湾!」を開催している。
台湾文化センターは、日本人の多くは読書好きで、書店に足を運ぶ人の多くが定期的に本を買う習慣があるという日本の市場調査から、今回のイベントを通してより多くの台湾書籍に触れるきっかけを提供し、日本の読書家に台湾の書籍をPRする。
参加書店は青山ブックセンター本店(東京都渋谷区)、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(東京都渋谷区)、本屋lighthouse 幕張支店(千葉県千葉市)、本屋・生活綴方(神奈川県横浜市)、ポルベニール ブックストア(神奈川県鎌倉市)、本と茶NABO(長野県上田市)、ON READING(名古屋市千種区)、ちくさ正文館書店(愛知県名古屋市)、人文書籍ウニタ書店(愛知県名古屋市)、本屋プラグ(和歌山県和歌山市)、恵文社一乗寺店(京都市左京区)、誠光社(京都市上京区)、toi books(大阪府大阪市)、LVDB BOOKS(大阪市東住吉区)、梅田 蔦屋書店(大阪府大阪市)、1003(兵庫県神戸市)、本屋ルヌガンガ(香川県高松市)、汽水空港(鳥取県東伯郡湯梨浜町)、本のあるところ ajiro(福岡県福岡市)、MINOU BOOKS(福岡県うきは市)。
イベントでは参加書店の店員が「台湾書籍宣伝員」として「お薦めの1冊」を紹介。計20冊の台湾書籍の推薦文をまとめたリーフレットを制作し、本を購入する際の参考となるようにした。
また、リーフレットには、台湾・誠品書店が選ぶ閲読職人大賞を受賞した『「本屋」は死なない』の著者、石橋毅史氏による書き下ろしエッセイ「台湾的本屋 日本的本屋」も掲載されている。書店の店員および作家による推薦文を通して、日本語訳された台湾書籍に対する興味をもってもらえるよう促していく。
参加書店お薦めの1冊などは公式サイトに掲載。