クロスメディア・パブリッシングは10月29日、歴史家・作家の加来耕三氏の新刊『日本史に学ぶ リーダーが嫌になった時に読む本』を発刊した。著者の加来氏が日本史の偉人の意外な一面やエピソードから「リーダーシップ」について解説している。
「令和」の昨今、好むと好まざるとに関わらずリーダーの地位にあげられてしまった人、決してなりたくてリーダーになったのではないと、心の内ではグチをこぼし、「嫌々リーダー」を引き受けた人こそが、実は現代のリーダーではないかと、著者の加来氏は考える。
一方、歴史上のリーダーというと、抜群の行動力や柔軟な発想力を持った「力強いリーダー」というイメージがあるが、実は知られていない、意外な一面を持っていた人物やエピソードが数多く残されている。
そんな歴史を振り返ると、「令和」の今こそ活かせるリーダーシップの知恵が見えてくる。「本書は『リーダーはこうあらねばならない』という思い込みにとらわれ、うまくいかずに苦しむ現代のリーダーたちに、実は意外な解決策で、とても柔軟に対応していた日本史の偉人たちの知恵を伝える」とおすすめする。