毎日新聞社は12月2日19時から、新聞協会賞受賞記念のオンラインイベント「『写真で世界を変えられるか』~映像ジャーナリズムの現在地~」を「Zoom」ウェビナーで開催する。定員は200人、応募フォームから応募できる。参加費は一般1650円(税込)、25歳以下は550円(同)。オンラインイベント終了後、2週間のアーカイブ配信を予定している。
新聞協会賞は新聞(通信・放送を含む)全体の信用と権威を高めるような活動を促進することを目的として1957年に設けられた日本新聞界のグランプリ。毎日新聞東京本社新型コロナ写真企画取材班は写真企画「ぬくもりは届く」で2021年度の新聞協会賞を受賞した。
防護服を着た娘が介護施設で暮らす母親と再会する場面を切り取とった写真は、日常を奪った新型コロナウイルスの残忍さと、それに打ち負かされない市井の人たちの強さを、母娘の姿を通して表現したとして高く評価された。毎日新聞社は過去最多の33回の受賞歴を記録している。
オンラインイベントでは、取材班代表の北海道報道部写真グループ・貝塚太一記者とビジュアルジャーナリスト・深田志穂さんが登壇する。フォトジャーナリスト・安田菜津紀さんがモデレータを務め、映像ジャーナリズムの現状と課題を整理し、その将来像を議論する。
▼2021年度の新聞協会賞を受賞
・被写体の心情に寄り添い
https://mainichi.jp/articles/20211117/ddm/005/070/002000c
・ぬくもりは届く コロナ防護服、高齢者施設が導入
https://mainichi.jp/articles/20201114/dde/001/040/028000c
▼イベントのお申し込みはこちら
https://mainichi-event211202.peatix.com
〈内容〉
・なぜ報道写真の世界に 「写真は世界を変える?」
・コロナ下の映像ジャーナリズムを振り返る
・ほぼ全ての視聴者がスマホを持つ時代 報道写真の意義とは?
・報道カメラマンがカバンに入れている機材
・映像ジャーナリズム(写真&動画)の現状と課題
・急速なデジタル化 写真(映像)の使命・役割は変わる?