朝日新聞社は、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が今季のアメリカン・リーグMVPに選ばれたことを受け、11月19日に号外を3万部発行し、東京、大阪、福岡の計4カ所で6500部を配布した。
大谷選手の出身地である岩手県の地元紙、岩手日報社も同日、号外を発行。朝日新聞社とともに都内で配った。岩手日報社の東根千万億社長も上京し、JR新橋駅前で自ら号外を手渡した。
東根社長は「大谷選手は今年、全国から熱い声援をいただいた。今日の号外は声援への感謝の気持ちを込め、東京まで運んできた」と語った。
朝日新聞の号外は、カラー両面の2㌻。打っては46本塁打、100打点、投げては9勝、走っても26盗塁と異次元の活躍を見せた今季の大谷選手のプレーシーン、ダッグアウトでの笑顔など、さまざまな姿を写真で紹介している。
東京・JR新橋駅前では、午後1時すぎから約1時間にわたり配布。受け取った神奈川県の女性は、「朝からニュースを気にしていた。いい記念になる。家に帰ったら、コロナで外出を控えている夫に見せてあげたい」と話していたという。
朝日新聞号外の主な配布場所は、▽JR新橋駅周辺▽JR有楽町駅周辺▽大阪・中之島の朝日新聞大阪本社周辺▽JR博多駅周辺──。