LINEは12月9日、2021年に最もユーザーに支持されたメディアを表彰する「LINEメディア賞」を発表した。社会課題を工夫して伝えた「記事」を表彰する「LINEジャーナリズム賞」には、朝日新聞withnewsの「『DASH村』人が住めなくなって10年、春には学校も…時計は止まったまま」が選ばれた。
ジャーナリズム賞は、今年「LINE NEWS」に配信された300万本超の記事の中から、記事閲覧数・ユーザーのアクションなどをベースに、「LINEで社会課題を工夫して伝える」という観点に基づき独自に選出した10記事から、特に優れた1記事を表彰している。
LINEは、朝日新聞の記事について「かつて『DASH村』として親しまれた場所が、原発事故で『帰れない村』となって10年。『テレビの中のDASH村』ではなく『旧津島村』に生きる人々の実情を、丁寧に記した記事。ドローンによる空撮動画なども挿入され、現地の状況を立体的に伝えている」ことなどを評価した。
また、LINEユーザーに支持されたメディアを表彰する「LINEメディア賞」も発表した。ニュース報道部門に「朝日新聞デジタル」が、地方メディア部門に「茨城新聞クロスアイ」「下野新聞」「秋田魁新報」が、それぞれ選ばれた。
芸能・社会部門に「女性自身」が、スポーツ部門に「GDBゴルフニュース」が、ビジネス・テック部門に「ハフポスト日本版」が選出された。