堀川新文化ビルヂングと『デザインのひきだし』が共同企画展 編集現場と制作舞台裏を展示

2021年12月17日

 

 グラフィック社は12月14日、同社刊行のデザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌『デザインのひきだし』と、京都・堀川新文化ビルヂング(大垣書店)が運営するギャラリー&イベントスペース「NEUTRAL」が、企画展「『デザインのひきだし』のひきだし展」を合同で開催すると発表した。テーマは、「デザインのひきだし編集部からのおすそわけ」。2021年12月17日から22年1月16日まで開催する。

 

 分厚い付録が話題になった雑誌『デザインのひきだし44』がきっかけとなり、同誌の特集テーマ「板紙・厚紙と、そのかっこいい使い方」を作る最中にうまれた、板紙・厚紙の膨大な資料、印刷加工実験したものなど、普段は目にすることがない編集の裏側を展示する。さらに、表紙の刷本や空押し版なども展示する。『デザインのひきだし』が出来上がっていく様子を、実際に見て触りながら、編集現場の様子と制作の舞台裏を堪能できる企画展。

 

 今年11月にオープンしたNEUTRAL D/Eで開催し、同会場1階ではひきだし関連グッズの販売も行われる。また、初日から展示会先着順で『デザインのひきだし44』にまつわる「編集部のおすそわけ」をプレゼントする。

 

 1月9日にはブックデザイナーの名久井直子さんと『デザインのひきだし』編集長・津田淳子さんのトークショーも行われる。参加方法は、堀川新文化ビルヂングのホームページで告知する。