日経BP 初荷で大型新刊2点発売 初版2万部で1月5日搬入

2021年12月20日

 日経BPは年明けの初荷となる1月5日取次搬入で、日本電産・永守重信会長による『永守流 経営とお金の原則』と、Twitterフォロワー12万5000人でカリスマ的人気を誇るmoto(戸塚俊介)による『WORK』をいずれも初版2万部で発売する。

 

 『永守流 経営とお金の原則』は、永守会長が1986年に著した伝説の名著『技術ベンチャー社長が書いた体あたり財務戦略』を底本としつつ、最新の状況を踏まえて完全リニューアル。銀行との付き合い、取引先の見極め、株式上場、M&Aなど、中小ベンチャーも大企業でも変わらない「基本」を解説する。

 

211217日経BP大型 永守流のサムネイル

 

 『WORK』は7万5000部のベストセラーになった『転職と副業のかけ算』(扶桑社)の著者が示す新しい仕事の教科書。市場価値の高い「仕事に探される人」になるための、「給料はもらうものではなく、稼ぐもの」「会社名は錯覚資産」「誰もやりたがらない仕事はチャンス」など、自分の価値を高める70の考え方を説く。

 

 

 いずれも同社としては破格の初版部数を投入し、2月7日~13日には、売れ行き好調な『ひとりほぐし』や新刊『ルールの世界史』とともにJR東日本のドア横広告を展開するなど強力に宣伝活動を展開する。

 

 これらのほか、1月5日搬入では経営共創基盤(IGPI)グループ会長の冨山和彦氏と『ダークサイド・スキル』(日本経済新聞出版)の木村尚敬氏がマキャベリの『君主論』を現代のビジネスに当てはめつつ解説する『シン・君主論』を初版8000部で、世界100万部超えの資産運用伝説の1冊を全面リニューアルした『敗者のゲーム(原著第8版)』を初版8000部で刊行。

 

 1月13日搬入では「会計の世界史」シリーズの『ルールの世界史』(伊藤毅著)を初版8000部で刊行する。