河出書房新社 「伊能忠敬69プロジェクト」で書店マージン31%拡販施策

2022年2月3日

 河出書房新社は3月7日、立川志の輔の落語「大河への道―伊能忠敬物語」の小説版を文庫として初版3万部予定で発売するが、同作を原作とした映画が5月20日に全国公開されることから、伊能忠敬の業績や作成した地図の関連書を対象に、報奨によって書店マージン31%を提供する拡販プロモーション「伊能忠敬69〈ロクキュー!〉プロジェクト」を展開する。

 

3月の新刊『大河への道』の映画全面帯

 

 「69」は日本地図の測量時に伊能忠敬の1歩が約69センチメートルだったことにちなみ名づけ、書店マージン31%となる「正味69%」にかけた。拡材に「忠敬さんの足形シール」もセットする。

 

 対象銘柄は文庫『大河への道』(本体680円)と4月中旬発売予定の単行本『伊能忠敬の古地図を歩く(仮)』(本体1800円、6000部予定)の新刊2点と、既刊4点16冊の店頭用「Aセット」(セット本体1万9350円・4カ月延勘)、既刊3点9冊の店頭・外商用「Bセット」(セット本体13万1400~14万4400円・4カ月延勘)。

 

 拡材としてAセットにはA4パネル・足形シール・DVD・フリーペーパーなど、Bセットにはポスター・パンフ・チラシなどを付ける。

 

 報奨は新刊についてはA・Bいずれかのセット申し込みで実売本体価格の9%を、Aセットは同9%、Bセットは同11%を提供する。A・B両セットとも4月22日搬入予定。報奨対象期間3月4日~8月31日、申込期間2月22日まで。

 

 セット銘柄はAセット①文庫『伊能忠敬の日本地図』5冊(本体990円)②文庫『伊能忠敬』(本体840円)5冊③『伊能図探検』(本体1600円)3冊④『図説 伊能忠敬の地図をよむ』(本体1800円)3冊。

 

 Bセット①『伊能図大全(全7巻)』(セット販売版または巻別版本体12万円~13万3000円)各1冊②『日本200年地図』(本体9200円)1冊③『伊能図探検(図書館版)』(本体2200円)1冊。

 

 問い合わせ=同社営業部・田丸慶氏、電話03(3404)1201/メールtama@kawade.co.jp