一般社団法人ABJは2月14日、拡大する海賊版サイトによる被害を防止するため、新機軸の「STOP!海賊版キャンペーン『転載はバカボン』」をスタートした。「漫画の無断転載は違法」「無断転載であることを知りながらダウンロードして読むことも違法」を広く訴求している。
ABJでは、それまでの「STOP!海賊版キャンペーン」に引き続き、昨年12月に「STOP!海賊版キャンペーン『NO MORE 漫画泥棒』」をCODAと連携して実施。キャンペーンツイートは約2300万人に拡散したという。
しかし、巨大海賊版サイトの伸長は止まらず、個別サイトへの法的対応も進めているが、ユーザーへの啓発がこれまで以上に必須のため、新キャンペーンを始めた。
フジオプロ全面協力のもと、国民的キャラクターである「天才バカボン」ファミリーが総出演するキャンペーン漫画を制作。バカボンパパが泥棒にそそのかされて、「海賊版サイト」を作ってしまうところからスタートする。
ABJ公式Twitterアカウントで毎日ひとコマをツイート。全50話(50ツイート)、最終回は4月4日予定。2月20日まで渋谷駅地下コンコースで5面の屋外広告も掲示。
また、出版社、電子書店だけでなく、通信・IT事業者・団体もリツイート、バナー掲示で協力する。ネットへの広告出稿も実施し、拡散をはかる。ABJ公式サイトで随時アーカイブ公開している。