講談社は2月21日、第83期(2020・12・1~21・11・30)の決算を発表した。売上高は1707億7400万円(前年比17.8%増)、当期純利益は155億5900万円(同43.0%増)と大幅増益だった。
売上高の内訳は、製品(紙の書籍・雑誌)が662億8600万円(同4.4%増)、事業収入は910億2800万円(同27.4%増)、広告収入は70億4300万円(同27.6%増)、その他が32億4300円(同147.9%増)。不動産収入が31億7300万円(前期比0%増)だった。
役員人事では、金丸徳雄専務が取締役副社長に、森田浩章常務が専務にそれぞれ昇任した。乾智之広報室長が常任監査役に新任した。
〈新役員体制〉
代表取締役社長=野間省伸
取締役副社長、管理部門・グループ会社統括、社長室担当=(昇)金丸徳雄
専務取締役コミック編集統括、第三事業局、第四事業局担当=(昇)森田浩章
常務取締役営業統括=峰岸延也
同ライツ・メディアビジネス統括=古川公平
同編集統括、第二事業局、第五事業局担当=鈴木章一
取締役、編集総務局、第六事業局担当=清田則子
同、経理局担当=吉富伸享
同、広報室、IT戦略企画室担当=吉羽治
同、総務局担当=菊池俊行
同、第一事業局担当=髙橋明男
同、ライツ・メディアビジネス局担当=松本智
同、販売局担当=角田真敏
取締役(非常勤)=野内雅宏
常任監査役=白石光行
同=(新)乾智之
監査役=金子眞吾
【決算・詳報】講談社 83期で最高純益更新 電子書籍売上が紙製品上回る