福島民友新聞社はこのほど、震災の記憶と教訓を後世に伝えていくため、『東日本大震災10年 証言あの時』を刊行した。
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から、間もなく11年となる。複合災害の中、福島県の被災地の首長らは住民を守ろうとどのような対応をしたのか。今だからこそ語られる「あの時」の決断に迫るため、福島民友本紙で連載した震災10年インタビュー企画「証言あの時」「証言あの時 番外編」の計28編を収めた。
グラフや年表、当時の報道写真などを使いながら、当事者の証言で10年間の出来事を振り返る。2月17日からは、本紙で後継企画となる「続・証言あの時」もスタートした。
A5判オールカラー304ページ。定価は1,980円。福島県内の主要書店、アマゾン、福島民友新聞社本社と各支社・支局、福島民友販売店、みんゆうネット、「福島民友新聞社の本」で販売。
問い合わせは出版部(電話024・523・1638、平日午前10時~午後5時)へ。