【東日本大震災から11年】 ヤフーとLINE「3・11 これからも、 できること。」を展開

2022年3月7日

 Yahoo!JAPANとLINEは3月1日、2011年に発生した東日本大震災から11年となる3月11日に向けて「3.11 これからも、 できること。」を実施すると発表した。被災地の復興支援と災害の風化防止、防災啓発の3つを目的に、「検索」「防災」「寄付」「知る」「買う」をテーマに展開する。

 

特設サイト「3・11 これからも、 できること。」

 

 Yahoo!JAPANは、自然災害が多数発生する日本のデジタルプラットフォーム事業者の社会的責任として、メディアサービスを通じた防災や災害情報の提供、ECや募金などのサービスを活用した復興支援に注力してきた。自転車イベント「ツール・ド・東北」(河北新報社共催)を実施するなど、リアルな活動も行っている。

 

 LINEは、東日本大震災の際、多くの人が家族や知人に電話がつながらず、メールも届かなかった経験から、「大切な人と連絡を取ることができる手段が必要だ」という想いのもと、2011年6月に誕生した。

 

 今回の「3・11企画」は、2022年3月11日に「Yahoo!検索」で3・11と検索すると10円、「LINE Search」で検索すると10円、合わせてひとりにつき20円を福島など東北支援のために寄付できる取り組みや、大地震が発生した際に、自身の避難場所がわかる体験型コンテンツなどを提供する。

 

 そのほか、「3・11 寄付は、チカラになる。」でさまざまな形で寄付を募るほか、「3・11 知るは、チカラになる。」ではYahoo!ニュースとLINENEWSが共同で、被災地の現状・福島の現状をユーザーに伝えて、理解を深め、アクションにつなげるコンテンツを公開する。

 

 「3・11 買うは、チカラになる。」では、福島県をはじめとする東北のいいもの、おいしいものを買って、現地の生産者や製造者を応援する企画を実施する。大切な人に防災食や防災用品を贈ることを提案する「いつもともしもに寄り添うギフト『#おくる防災』」も始めた。