岩手日報社は東日本大震災から11年となった3月11日、全国から今も寄せられている支援に感謝し、岩手県内などの復興の今を伝える「特別号外」(ブランケット判10㌻、オールカラー)を発行した。同日午前、東京・JR有楽町駅付近では、東根千万億社長・主筆らが街頭に立ち、特別号外を配布。「東日本大震災から11年となります。復興へのご支援ありがとうございます」と声をかけながら、通行する人たちに手渡した。
東日本大震災に関する特別号外は、2012年以降、毎年3月11日に岩手県外で号外を発行しており、今回で11回目。今回は東京、名古屋市、京都市で街頭配布した。
特別号外には、街頭配布する3都府県出身で、岩手県内の被災地に暮らす人々の紹介記事、北京冬季五輪のジャンプ個人ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑選手ら岩手県出身アスリートの思いなどを載せた。